なんとなく、音が気になっている。
必要の何万倍かの音で埋め尽くされてるな~と、 雑踏を歩きながら思ったりする。 たまーに、極端に少ない音の場所に行くと、 体がほどけていく感じがする。 そんなことないっすか? 際限なく、生まれては消えていく音は 気持ちが萎えていると 溶解した鉛に押し流され、 つぶされるような感覚で、 いつだったか高いお金を払って観たのに 台詞だけがドロドロと舞台の表を流れていって、 何も届いてこない気がしたお芝居のようだ。 何を誰に届けたいか。 舞台モノをやる人は、九割方、皆考えるのではないか。 考えているという意識がなくとも、 何かをやり始めたとき、かならずソレがある。 闇雲に、ただ創りたいという欲望に駆られて…だとしても、 届けたいモノは確かにあるし、 届ける相手は、自分自身だろうと、空間だろうと、 「表す」段階では、そこにいる。
by yui-aoyama
| 2005-12-05 18:57
| 音
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