恐るべし、スポンサー


松本清張の小説「けものみち」が、テレビドラマになっていた。
最近、昔テレビドラマや映画になったものをリメイクするのが
多くなったな~と思っている。

で、一回しかみてないのに、ナンですが…。

このドラマに限ったことじゃないんだけど、
予算がないのか、センスがないのか、
小道具類の貧相さが、気になった。

主人公が、入浴するシーンを観ていたときのこと。
湯船のある風呂場を見るところで、私の目に入ったのは、
普及品のシャンプーとリンス、ボディーソープのボトルだった。
しかも、全部ポンプ式のでっかいやつ。

私が古いのならば、それでもいい。
でもさ~、総檜をイメージした浴室に、アレ置く???
生活感でも出したかったんだろうか?
生活感なんて必要ないシーンだったぞ、あれ。
まあ、下卑た世界のドロドロを描く小説って考えれば、
その他の、安っぽい衣裳や、調度品も、「こいつらは、その程度の人々」
という演出上の仕掛けなのかもしれない。
冒頭に出てきた、取り壊し寸前の廃工場のようなところにあった、
星のマークいりのでっかい十字架も、張りぼてな感じがあって、
松本清張のドラマなのか、お笑いのなんちゃってなドラマなのか、
どこを狙ったドラマなんだろう~と、まるで本筋から離れたところに
興味をもった。。。 なんか違う・・・。

そのボディーソープが、ビオレで、シャンプーリンスがエッシセンシャルだと
瞬時に考えた私も、かなり変ではある。
で、ほうじ茶を啜りながら、「はー、ってことは花王さんがスポンサーかい」
はたして、そうだったんだけど、こんなあからさまな使い方で、今のスポンサーは納得してるんだ~と、またまた本筋以外のところで感心した。
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by yui-aoyama | 2006-01-13 00:30 | ドラマ
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